瞑想教室 report

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仲なおり!


 

怒る

ある日私は、小学一年の息子を大声で怒鳴り、ゲンコツで頭を叩き、宝物のゲーム機を没収しました。夏休みに入ってからゲームばかりして、自分で決めた勉強や、手伝いを嫌がったからです。部屋の隅で泣いている息子をみて、「あの子が悪いねん」と思いこもうとしました。

ところが、以前に教室で聞いた“被害者意識の強い人は、いつも「相手が悪い!」と自分に言い聞かせているばかりで、失敗から学ぼうとしない”という話が、ふと頭に浮かびました。「今の私は何か変や、こんな時どうしたら…」と悩んだあげく教室に電話しました。


仲なおり!って

最初にいくよ先生(注:当方の講師)が出られました。すると、イライラ感が何故だかすーっと引いて行ったのです。その後、佐田先生につないでくれました。

「実は、かなりキツク子供を怒ってしまって…」
「大爆発したんやな…。僕は見てへんから、どんな怒り方したのか解らんけど、今、お子さんどうしてる?」
「下で拗ねてます」
「そっか〜、親子だからそうゆう事もあるわなぁ。まあ親子はケンカしてなんぼや。しかし大事なのは、お子さんの拗ねた態度をみても、普通に接するような心がけかな。そのとき、態度や言葉尻がキツクなるのに注意し、無視をしない。そして頃合いを見計らって『仲直りっ』てお子さんを抱きしめる」

私はそのアドバイスにびっくりしました。


抱きしめてる?

「最近、抱きしめてる?」
その質問に頭の中が一瞬、白くなりました。
「…赤ちゃん以来、抱きしめてません」
と答えるしかありませんでした。
「『仲直りっ』て言って、抱きしめてごらん。子どもは“ケンカの後、相手と折り合いをつける方法”を誰から学ぶと思う?」
「…親ですか?」
「そう! 今からやってみて、その結果を報告してください」


この時は、まだショック状態でした。
「頑張ってみます」と電話を切ったものの、私、出来るかな…と不安になりました。私も子供の頃、親によく怒られたけど、「仲直り」と言って抱きしめてもらったことなんてなっかたのです。

その後、息子と接しても「言葉や、態度がキツクならないように」と聞いていたのに、どうしてもキツクなります。結局その日、私たちはあまりしゃべらずに寝てしまい、息子を抱きしめられませんでした。私は、息子が寝てから“子を抱きしめている自分”を瞑想でイメージし、明日は必ず実践するぞ、と決めたのです。


原因は自分かな…

次の日、家族が仕事に出払った八時半ごろ息子が起きてきました。
そのねぼけた顔を見ていたら急に勇気が湧いてきました。そこで、「おはよ〜! それから仲直り!!」といって息子を抱きしめることが出来たのです。息子は最初キョトンとしていましたが、しばらくすると目にいっぱい涙を浮かべて私に抱きついてきました。私もつられて涙がぽろぽろ出てしまったのです。

そのとき「頭叩いてごめんな。大声で怒って怖かったやろ。ゲームの時間守れるなら遊んでももいいよ」という言葉が自然と出てきたのです。これには自分でびっくりしました。息子はただ、うんうんとうなずいていました。それが精一杯の様子でした。

その日、息子はゲームの前に勉強とお手伝いを済ませたのです。うちの子、こんなにきちんとできる子やったっけ? うまく表現できないけど、原因は自分にあるのかな…、そんな気持ちになりました。


好きだから…で、いいじゃない

用事がおちついて教室に電話しました。

昨日と同じように最初はいくよ先生が出て「どうでしたか?」と聞いてくれました。
「子供を抱きしめるのに一晩かかりましたけど、今朝やっと出来ました。そして親子で泣いてしまったのです〜」
「良かったですね!」と一緒に喜んでくれました。
「私はどうしてすぐに子供を怒ってしまうのでしょう?」
「それは、仕方無いことやん。今まで怒るのが一番良い方法だと思ってきたのだしね。これからはたくさんお子さんを抱きしめてね」
「えっ! でも急にそんなことしたら変に思われませんか?」
「思われてもいいじゃない。『あなたが好きだから抱きしめたいのよ』って言えばいいのよ。抱きしめるのが出来にくいなら、頭をなでたり、肩に手を置いたりでもいいのよ」
「!!」私はいくよ先生の言葉に目からウロコが落ちた気がしたのです。
心の中で、そっか、そのとうりだよね…、とつぶやきました。


レポートを

ショックが大きくて、いくよ先生の声がいつのまにか佐田先生に変わっていたのに一瞬気づきませんでした。 
「どうでした?」佐田先生の声が耳に入りました。
「子供を抱きしめることができました。一晩かかりましたけど、できました! 親子で噴水のように泣きまくりましたぁー!」
「お〜っ! 良かった。良かった」と一緒に喜んでくれたのです。
「今、いくよ先生にレベルアップの方法も教えていただきました」
「うん。頑張ってやってみて。子供を抱きしめる行為は親にとっても良いことやから。そして今回の体験を書いてごらん。同じ悩みの人にとっては神からのメッセージと思えるかもよ」
「!!」またびっくりです。えらい事になったなあ…と思いましたが、口が勝手に「はい、頑張って書いてみます」と返事をしていました。


書いては消しをくりかえし、10日間ほどかかりました。子供を叩いたとき、先生へ相談したとき。仲直りしたときの涙や、知らない事を教えてもらったときのショックを思い返しました。文をまとめている間は、不思議と子どもに大声で怒鳴ることもありませんでした。(軽い注意はありましたが)
今、これが“味わう”ってことの入り口なのかな、と思っています。

「今、自分は子供との関係をどうしたいのか?」その本音を子供へ。
事前の知識に沿って、早く解決しようとするのではなく、体験の中からじっくりと学び、葛藤をじっくり見つめながら「起こった問題」を通して自己を成長させる方法に、一歩一歩近づいてきているようですね。
授業では、「言葉にならないビミョーなコツを、どのようにつかんでもらうか」という視点で、あまり言い過ぎないようなアドバイスを心がけています。sada


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