瞑想教室 report

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うつ病の相談


 

真面目な知人だけに

最近、“うつ病が増えている”とマスコミでよくとりあげられます。原因は様々で、回復しかけたように見えて周囲が安心したころに、突然の自殺もあるなど、完治には根気が必要なようです。


私の知人で30才代の男性がます。
学生時代のほとんどをアメリカやヨーロッパで過ごした彼はとても明るくて屈託がないように見えていました。けれど一昨年、一緒に仕事をしたときに 「兄が勉強もスポーツもよくできる人だったから、ぼくも母に認めてもらいたくて努力したけど、いくら頑張ってもあまり誉めてもらえなかった。ぼくはだめなんです。」と言っていたのが、印象に残っていました。

その後、半年くらいして体調を崩し、「一人でいると不安になるので、実家に帰ります。」と電話があり、そのときにわけも無く涙がとまらないということも話していました。その後、ご両親の勧めで心療内科で受診しているようですが、真面目なだけに早く治さなければいけないというプレッシャーが強いようです。何度か、「もう大丈夫だと思うので、もう少ししたら仕事にも復帰したいと思います。」と電話がありましたが、その都度“うつ病”が再発し、現在に至っています。


うつの人を続いて占う

占いに頼ってくる女性にも“うつ病”で悩んでいる人がいます。薬で症状を押さえているので、外では明るく振舞えるのですが、怖くて薬を手離せないようです。この人も数年前から知っているのですが、母親との子供の頃からの関係も病気の一因となっているようです。

このような方が他にも何人かいて、最近数カ月“うつ病”の人たちの話を聞くことが続いていました。ただ話を聞いてあげるだけの人や、占いで楽になりそうな時期をみるなど対応は様々です。

私に異変が…

最近、そんな私に異変が起こってきました。先週の中ごろから、気持ちが沈んで、わけも無く寂しい感じがするのです。仕事へ行くのも、本当に頑張って出掛ける状態でした。それがなぜか何日も続くので、何が原因だろうか、気持ちが沈むような原因が何かあったのか、思い出そうとするのですが、特に思いつかないのです。


瞑想で心を覗くと

そこで、いつもの願望実現の瞑想ではなく、私自身の心の中を覗くつもりで瞑想をしてみました。しばらく瞑想を続けましたが、真っ白な少しもやがかかった空間が見えるだけでした。気持ちを探っていくと、穏やかな落ち着いた気持ちでした。

瞑想を終えて振りかえると、私は“うつ病”の人たちの気持ちを感じとっていたのではないかと思えました。病気の人たちは私が感じたよりもっと重い気持ちで過ごしていることでしょう。けれどその人たちの思いが少しずつ、私に影響を与えていたと考えられます。

それまで、相談にのってあげながらも、「無意識の深い部分で人ごとだった…」と反省しました。また心の底で、「病気の原因であろうことを冷静に探し出し、このことに自分で気づいて克服すれば治るのに…」と考えていたことにも気づきました。

原因はどうあれ、もっと聞き役に徹して、その人の辛さを共感してあげなさいというメッセージだったと今では理解しています。今はあの沈んだ気持ちから開放されました。


見えない不安にさいなまれた経験を一時でもしたことで、占いにも深みが備わってくると思います。

以下、私事になりますが…
うつと言えば、私もシャーマニズムを経験した中で、自分を責めるループに幾度か陥ってしまい、自己を全否定してしまった経験があります。いわゆるアイデンティティ・クライシスと呼ばれるそれです。

自分の性に違和感を感じるのが性同一性障害なら、私の体験はまるで、自己そのものに違和感を感じる「自己同一性障害」とも思えるほどの精神状態でした。それは、うつ症状の根幹に潜む「自己否定」と類似していると思われました。

シャーマン達が儀式で配る、「草を煮出したダイミと呼ばれる漢方に似た飲みもの(広くは、アヤワスカと呼ばれる)」は、意識を変容させる効果もあります。その効果は一様ではないのですが、おおむね体験者の無意識を強調する方向性があります。

その変容した意識の中で、自己の理想像と現実像のギャップを突きつけられた違和感は、耐え難い罪悪感となって、自分にのしかかってくるのです。その重さを自分では処理できず、「神よ、どうしたらいいのでしょう!」と強く祈ったのでした。

すると、「自分を認めなさい、嘘をつく自分も、ずるい自分もなぜそうなったか考えなさい」と頭の中で声がしました。そこから、「嫌われたくない、孤独になりたくない…、だから自分を良く見せたり、大きく見せたりするんだ」と思考が展開して行ったのです。

ウソつく自分を、心の底で否定していて、それを自覚するとつらいので、気づかないように心に蓋をしていたのです。すると自己の感性が鈍って行き、顕在意識と潜在意識が分離していき、そのうち自分の本音がわからないようにまでなってくるのです。その弊害は、「一般論を信じてしまう自分」や、「他者の評価を気にして、本音と違うことを話す」など様々な性格の輪郭に現れていました。

またその流れで、対外的に否定するポーズをとっていた性欲も金銭欲も功名心も、自分にはシッカリあったのです。そのとき、「いい人もどき」だった自分を素直に認めて、自分の本音に正直になった方が、自分を救うことができる…と考えるに至りました。

何のことはない、私が真理を渇望していたのも、自分に自分で嘘をついていた反動からだったのです。そのとき自己探求の峠を見た思いがしました。

人は、「自分と相容れない価値観」をもつ者の行動に不快感を持ちますが、その「相容れない価値観」を自分の価値観と統合・融合していく方向が、今の自分を拡張していくことなんだ、と現在は思っています。

続けていくと、「私の自分らしさ」が私よりOKをもらい、いろいろなところからにじんできます。それが既存の価値観の枠に影響されないものだと、構造主義的な面の強固な人からは、私のその一側面だけを拡大解釈されて、イヤミを言われたりもします。しかしそれも、この世界で泳いでいくには必要なメッセージでしょう。

今、瞑想をする前に比べ、自由な気分で平常を過ごすようになりました。それは葛藤が激減したからです。自分のありのままを認める「森田療法」が、うつに有効なのも理解できます。

私と同じように瞑想により、自己の無意識に潜む「構造主義的な価値観」から解放されて行く人をたくさん見てきました。みな一様に「自分で自分を縛っていた」と気づき、「生きるのが楽になった」と言います。その点において瞑想療法は、うつに有効かと思われます。

彩麗さんも、今回の体験がよい展開につながるでしょう。これまで通り、自己の価値観を拡張する訓練を続けて行きましょう。常に、「親身になって」を肝に据えたら、相談者もとても喜ぶでことでしょう。sada
■彩麗さんのHP≫、幸運を呼ぶ四柱推命


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