出勤時、ビル前のゴミを毎日拾うようにしている。
ビル一階がオールのバーなので、
毎日タバコの吸殻やパンの袋、
空き缶や買い物袋などが無造作に捨ててある。
目に付くそれらを拾ってゴミ箱に捨てる。
空き缶も分別する。
作業を終えた後は清々しい✨✨
「今日も社会に貢献したなぁ」と自分を誇らしく感じる。
こういう日常の習慣化した行為により自信は育まれる。
この誇らしさや自信は、社会を批判だけして、
自らは何もしない人には理解され難い。
ゴミ拾いが習慣化して、ほぼ1年たった頃。
珍しくその日は、ゴミが全く無かった。
いつもの吸殻がない?
菓子の袋も捨てられていない?
あれ?おかしい。
道が綺麗だ。
よく見ると、1階バーの看板がない。
植木鉢も無くなっている。
…ああ、そうか。
ビル建て替えの為、立ち退きなので、
既に引っ越したんだな、と納得。
その日は、習慣化した「ビル前のゴミ拾い」ができなかった。
綺麗になって嬉しいはずなのに、
何かもの足らない。
変な感覚…。
まるで、止まっているエスカレーターを登るときの最初の一歩みたい。
そう感じながら、「自分も成長したなぁ」と思った。
自信を育むのは、日常の思考と行動の積み重ね。
育まれた自信からは、豊かさと幸せを実感できる。
これからは、自己実現より自己超越に
重きを置く時代になるだろうなぁ…
そう信じてから、講座では自己超越に力を入れている。
その方針で固めてからは、
「社会を批判してばかりだった人」が、
改心して仕事が上手くいくようになったり、
家族との関係がよくなったりしている。
他人を批判せず、利他の行動を習慣化すれば、
進化が実感できるのではないだろうか。